こんにちは、千代田区神田の税理士・公認会計士の馬場です。
昨日、総務省より平成27年度のふるさと納税の利用状況が発表されました。
昨年のふるさと納税額は1,470億円で、利用者数は129.5万人だったそうです。
一昨年のふるさと納税額が341.1億円で、利用者数が43.5万人でしたので、なんと納税額が4.3倍、利用者数が3.0倍と一気に増加しました!
各自治体からのお礼の品が充実してきていることや、また、昨年から「ふるさと納税ワンストップ特例制度」が創設され一定の条件下では確定申告をしなくても税額の控除が受けられるようになったことにより一層人気が出てきています。
さて、このふるさと納税がどうのようにお得かと言いますと、自治体からお礼を貰えるだけでなく、ふるさと納税として支払った金額から2,000円を除いた金額を、所得税・住民税から控除してもらえるということでお得になります。
ただし、2,000円を超えた全てが控除してもらえるかと言いますと、必ずしもそうとは限らず、所得税や住民税の税金計算上の限度額がありますのでご注意ください。
(限度額を超えた分は、税額の控除が受けられません。)
限度額について詳しく知りたい方は、ふるさと納税ポータルサイトをご覧ください。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/deduction.html
(出典:総務省 ふるさと納税ポータルサイト)
ふるさと納税制度をうまく活用しますと、実質負担2,000円で立派な特産品をお礼として貰えることもありますので、一度利用してみてはいかがでしょうか?